占星術とアロマをやっている緋彌華(himika)の雑記帳です。
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キングダム・オブ・ヘブンを観てきました
2005年 05月 16日 *
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つい三日前に上映が始まった
「キングダム・オブ・ヘブン」を観てきました。
なので、今日はそのご報告です。

十字軍遠征中のエルサレムを舞台としたこの映画は
映像も音楽も美しく、とくに音楽は私好みだったので
観ていて飽きることはありませんでした。

主役を演じたオーランドも、「ロード・オブ・ザ・リング」のときの
ただきれいな男の人という雰囲気は全くなく
善と罪の間の矛盾と葛藤を演じる姿がとても魅力的で
圧倒的な存在感を感じました。

ただ戦闘シーンがあまりにも生々しく
そういうのが好きな人には、かなり満足がいくできだとは思うのですが
そうでない人には、目を覆いたくなるようなシーンが多々あります。

ストーリー的には、ちょっとモニャモニャ感が残るような場面があったのですが
そもそもが歴史に基づいたお話なので
あまりにも完璧なヒーローが登場してしまっては
歴史自体が変わってしまうので、あれはあれで仕方がないかなぁ
みたいな感想が残っちゃいました。

というわけで、続きはネタバレになっちゃうので
映画を観た人だけ「More」をクリックしてくださいね。



モニャモニャ感が残ったのは
オーランド演じるバリアンが、もう余命幾ばくもない現王から
次期王に任命されたにもかかわらず
バリアンがあまりにも純潔を求める気持ちが強いが故に、その話を断り
その結果として、さらに多くの血を流さなければならなくなったことです。

それがエルサレムを守ったと言えるのかどうか
私個人としては、ほんとうに理想郷を求めるならば
もっと自分が泥まみれになってでも
平和な時代を引き延ばして欲しかったなと思ってしまいました。

それにしても、平和な時代を築くためには
多少の犠牲は必要としなければいけないというのは
人間って、ほんとに悲しい生き物だなと
そんな感想が最後に残ってしまいました。

始まってしまった戦いを終わらせるために
またさらに多くの命を犠牲にしなければいけない。
ならば、戦いをいかに始めないということに力を注ぐべきだったのだけど
そのためにもまた犠牲が必要…。

背景が歴史に基づいた映画だけに
人間の愚かさと不完全さを強く感じさせた映画でした。
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